なないろのあめ

七色の魔法の杖を持って、この世界に花を咲かせよう。歓びの歌を響かせよう。

「オトナの対話型絵画鑑賞」へのお誘い(2018年8月5日)

「オトナの対話型絵画鑑賞」へのお誘い。
     

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8月5日(日)17時~18時
西東京市市民会館・5階多目的室「松」
参加費500円

申込:shimanabukai*gmail.com

(*を@に変えてお申し込みください)

 

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みなさん、対話型絵画鑑賞ってご存知ですか?
       
対話型絵画鑑賞とは?
下記のブログにわかりやすく買いてあったので、その一部を引用させていただきます。
      
「こんなふうに鑑賞します。
まずは目の前の作品をじっくりと見ます→作品の中の色やかたち、その他いろいろなところから見つけたこと、思いついたこと、想像してみたことを、ことばにして話してみます→他の方が話すことばにもじっくりと耳を傾けます→自分と同じ感想に共感を感じたり、自分とは違う感想や意見からは、作品の新しい見方や思いもよらなかった面白さを知って、作品の理解が深まります」
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2016taiwagatakansyo.html
       


美術館に行って絵画を見る時、なんか自由に鑑賞できていないと感じることはありませんか。
この作品、どういう風にみればいいのだろう?的に、思わず「正解」を探してしまうような。
学校教育の中でいつもいつも正解や正しい答えを出すことを求められてきて、美術の鑑賞の仕方でさえ、正しい答えがあるような気がしてしまい、自由に鑑賞できなくなってしまっている。(私はそうでした)
えらい立派な有名な批評家がその絵について何か語っていたら、それ以外の解釈や鑑賞をしてはいけないと思ってしまうような…。
       
本来、表現や美術や芸術というのは、とても自由でクリエイティブなものであるはずなのに、型にはまった不自由なものになってしまう…。
鑑賞方法がそうであれば、おのずと自分の創造力も貧困になっていくわけで…。
     
しかし
しかし
しかし
     
そうではない絵画の鑑賞方法が、ここ数年、一部の人たちの中で広まりつつあります。
      
それぞれの人がそれぞれのやり方で、本当に自由に絵画を鑑賞し、さらにいろんな人の声を聴きながらみんなで絵についての想像をふくらましていく。
そこでは、何を感じても、絵をどう見ても、何を言っても否定されない。
否定されるどころか、自分の発想や感じ方をもとにみんながさらに想像力をふくらませて、対話がどんどん展開していく。
また自分も、人の言葉を聞きながら、それに触発されてさらに絵に対する想像力が広がっていく。
     
体験した方ならわかると思いますが、本当に自由に絵画を鑑賞するとはこういうことなのか!と。
絵画の片隅にある、もしかしたらその絵画のテーマとはまったく関係ないかもしれない脇役的な何かに着目して語る人もいれば、色彩に目を向ける人もいる。描かれた人の表情、空間的な配置、着ている服装…etc.etc.
      
本当にみんな違う見方、違う感じ方、違う視点を持っていて、人ってすごいな、人って豊かだなーと。
それがそのまま肯定されて、それぞれの人がそれぞれの想像力を広げていったら、この世界はどれだけ豊かになるのだろう!と思わされます。
     
そんな対話型絵画鑑賞を、今週末の日曜日17時~18時に行います。
     
その日は、会場で『生と死を考えながら~「苦労のない穴にさようなら」』というイベントを、2時〜21時まで開催していますが、この対話型絵画鑑賞だけの参加も可能です。
(というか、対話型絵画鑑賞は参加者が多い方がみんなの言葉で対話をつむいでいけるので、時間がある人、来て!来て!来て!)
     
今回の対話型鑑賞では、フリーダカーロの作品とか、ゴヤだとかフランシスベーコンだとか、カラバッチョだとか、一人で見た時には少しドキドキして、人と感想も共有しづらかったかも?というような作品を4〜5作品選んで対話します。
なので、「オトナの対話型絵画鑑賞」と命名しました。
(こういうマニアな対話型絵画鑑賞やるのは、ここだけかも?)

     
ファシリテーターは、このイベントの主催ユニット「名物天冠」のmaruとみこ。
この二人は、西東京市の小学校に出向いて、小学生を対象に対話型絵画鑑賞をやっている二人です。
またこの二人は、東京都美術館で、アートを介して誰もがフラットに参加できる対話の場を作り様々な価値観を持つ多様な人々を結びつけるアート・コミュニケーター「とびラー」の活動もしています。
      
当日はこの「オトナの対話型絵画鑑賞」の後にはバータイムもありますし、その前にも他の企画も用意してありますので、よろしければそちらの方へも!
   

   
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下記は、イベント全体の紹介文です。

 

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『生と死を考えながら~「苦労のない穴にさようなら」』
(8月5日(日)2時~21時、田無の西東京市市民会館にて開催)
           
最初にあやまっておきます。すいません。

へんなイベントを企画してしまいました。

アート系ボランティアで出会った3人女子(ユニット名「名物天冠」)が企画した、生と死について思いをはせたイベントです。と言っても、真面目なものではまったくありません。真面目な皆様からはきっとひんしゅくを買うに違いないので、そういう方は来ないでください。すいません。

このユニットを結成した3人は、現実世界では、死について色々な思いがあり、グリーフワークを勉強したり、死について対話する場を作ったり、そういう場に参加したりもしている3人です。

しかーし。
真面目に深刻にそういうことを考えることになんだか疲れることだってあるわけさ。
そして、生も死も笑い飛ばすようななにがしかがあったら、そういう場があったら、そういうことが語れる場があったら、こういうときはこう語るべき、こう振る舞うべきをこえて、本当は自分は何を思っているのか、何を感じているのか、そこを語る、語れる場があっていんじゃないか、っていうか、自分たちで作っちゃおうぜという感じで考えました。
         
そしてもうひとつ。
この場は、このイベントは、まったく、なんの役にも立ちません。
なんの役にも立たない場を、この地球上にどうやって増殖させることができるだろうかというのも、このイベントの狙いのひとつです。


        
この世界は、この地球は、役に立つことばかりが求められていると思いませんか?
役に立たないといられないような場所ばかりで、窮屈で死にそうだー。

役に立たないと生きていてはいられないような、なんだかそんな強迫観念や息苦しさが日々増していっているような気がしていて、それが自分の生きにくさにもつながっているような気がしていて。役に立たないものや人はこの世界から排除する的な。そういう流れに対していかにして抗えるかという。
なわけで、ここらでひとつ。
まったく意味のない、決して役に立たない場を立ち上げたい、という意味不明の野心があって。
いや、でも、そういう役に立たない、意味のない、くだらない、それでもそこにいてもよくて、意味も役割も求められない場があるときっといいよというわけで、そんな場になります、きっと。
        
あ、そうそう。

タイトルの「苦労のない穴にさようなら」ですが、これはゴリラのココに飼育係が手話で「死んだゴリラはどこへ行くのか」と聞いたら、「苦労のない穴にさようなら」と答えたという、そこから取りました。
      
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タイトル
『生と死を考えながら~「苦労のない穴にさようなら」』

日時:8月5日(日) 2時~21時

場所:西東京市市民会館・5階多目的室「松」   
(東京都西東京市田無町4-15-11)
    
西武新宿線田無北口徒歩8分 

参加費:500円(バータイムなどはそれ以外に実費で徴収)
主催:ユニット「名物天冠(めいぶつてんかん)」
申込:shimanabukai*gmail.com

(*を@に変えてお申し込みください)

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タイムスケジュールは以下のような感じです。

どこから参加してもOKです。
どこから参加しても参加費500円です。笑
        



2時~3時
「ユニット「名物天冠(めいぶつてんかん)」シンポジウム」
ユニット名物天冠の3人が生と死について、本音で語る。

普通言えない本当の気持ちや思いなどを語るため、素顔では本音が言えないので、3人は多分何かに扮装したり変装したりして語ると思います。
そしてもしかしたら、見ている参加者の人にも話をふったり巻き込んだりするかもしれませんので、よろしく。

    
3時半~4時半
「覆面企画」
(ユニットの3人が各々、部屋の一角で何かやってます。)
当日にならないと何があるかわかりませんが、例えば宇宙人が地球人の悩みに答える人生相談だとか(もしかしたらカードも使うかも。笑)、生と死を考える何かを作るワークショップだとか。
      
5時~6時
「オトナの対話型絵画鑑賞」

実はユニットの3人は対話型絵画鑑賞というので出会いました。
対話型絵画鑑賞というのは、絵画を見ながら、みんなで思ったことや感じたことを対話するという鑑賞方法。
オトナの、と名付けた通り、フリーダカーロだとか、ゴヤだとか、フラシス・ベーコンだとか、シブい絵画を見ながら対話したいと思っています。

      
6時半~
参加してくださった皆さんとともに、死生観について笑いとともに語るバータイム

(この日はたぶん基本的にそんなに深刻&しんみりする方向ではないと思います。ごめんなさい。なので、「笑いとともに」と書きました。)
キャッシュオンデリバリーで酒やつまみを用意します。
(モヒートなんかもあるかもよ~)

(亡くなったお父さんが好きだったというつまみや駄菓子を用意してくれるかも)
       

*一見ふざけているように見えるかもしれませんが、「死」を茶化す場ではありません。

*3人にとっての生と死を真摯に、だけど笑いと共に表現できる場になればと思っています。

*来た人が、元気になって、明日も生きよう!と思えるような場になったらいいなという願いを込めて。
  

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主催ユニット
「名物天冠」(めいぶつてんかん
3人のメンバー紹介

 

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seikokt
地球に降り立つのがほぼ初めてであるがゆえに、人間と関わるメソッドがあまりなく、生きにくさを抱えて生きてきた宇宙人。
地球では、生や死について対話する場を重ねたりしてきた。
地球上での太極拳の師匠が「笑いながら死にたい」と言うのを聞き、その境地に達する方策を地球的に模索中。

 

 

 

maru
鉄仮面をかぶり育てられ、自分と言う人間が分からないまま大人になった。それゆえ、人との距離感がうまく掴めない。
個人的な事をどこまで人に伝える?
どこまでが常識?
どこからが非常識?
頼っていい事、甘えていい範囲って何?
人は好きだが人が怖い。矛盾ばかりのこの世の中、頭がグチャグチャです。

 

 

 

未亡人みこ
人は影を食い生きる
をモットーに日々猛進中

 

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