なないろのあめ

七色の魔法の杖を持って、この世界に花を咲かせよう。歓びの歌を響かせよう。

道元の言葉と、平安の祈り

先日の藤田一照さんの瞑想会で聞いた道元の言葉
      
「ただ わが身をも心をも
はなちわすれて
仏の家になげいれて
仏のかたよりおこなはれて
それにしたがいもてゆくとき
力をも入れず
心をも つひやさずして
生死を離れ 仏となる」
     
     
この道元の言葉は、
アルコール依存の人たちの自助グループで唱えられている
「平安の祈り」と
すごく似ている気がする。
   

平安の祈り
「神様 私にお与え下さい。

自分に変えられないものを
受け入れる落ち着きを。

変えられるものは、
変えてゆく勇気を。

そして、ニつのものを
見分ける賢さを。

The Serenity Prayer
God grant me the serenity 

to accept the things I cannot change;
courage to change the things I can;

and wisdom to know the difference.」

        
嗜癖やアルコールで「底付き」した人がたどり着く境地が、
さんざん修行をして苦行を手放した人がたどり着く境地と近いとは、興味深い。