なないろのあめ

七色の魔法の杖を持って、この世界に花を咲かせよう。歓びの歌を響かせよう。

唯一無二の豊かさを生きている

facebookに書いた投稿を転載。

 

 

やっと「カメラを止めるな!」を観ることができた。前評判がよすぎて、期待しすぎて、イマイチ感強し。
やっぱり映画は予備知識なく期待しないで観たほうが楽しめる。

それから、今日は篠さんの気質の講座へ。
篠さんの講座に出るのは2回目。


篠さんの講座に出ると、なんか、いつも泣きたくなっちゃうんだナ。

 

今日は、参加者全員がそれぞれ各自心の中で10数えて、数え終わった人から手をあげるというのをやった。(これ、前もやったなーと思いだした)

 

10数える速度が人によって全然違うということを体験するというワークなんだけど、前やった時もそうだったけど、私の数える速度が一番遅かった。


ほんとはもっとゆっくり数えていたいくらいだったけど、みんなを待たせてはいけないと思って、早めに数えたつもりだったんだけど、それでも参加者の中で私が一番遅かった。

 

自分のペースでゆっくり数えたい、急がされなくないと思っている自分がいる。

 

でも参加者の中で一番早く数えた人は、私がなんでそんなにゆっくり数えているかわからないし、待ってられないのだという。

だから、実際にこうやっていろんな人がいることを理解して共存しあうのが大事だと。

 

 

それを聞いて、そこでなんだか泣きたくなった。

 

私は自分のペースや考えていることや感じていることを否定し、人並にならなきゃいけないと思い、自分を矯正して生きようとしていた過去があったことを思い出した。
(とある恩師との出会いにより、ある時から自分に居直って生きるようになったんだけど)

 

で、そんな資質を持った自分が、ここまで人並以上に(笑)なったってことは、もう自分的には十分じゃないか?
ほんと、よくやってきたよ、自分。

 

っていうか、そんな自分のペースや自分の感性が今は嫌いじゃなくて、大好きで、それをもっと取り戻したいと思っている。


多くの人は自分の感じ方や在り方やペースこそが正しいと思い、そこから人を見る。
だけどそこから見ている限り、他者のことは理解できない。

 

社会でよしとされる資質(それは社会にとって都合がいいということだけだけど)以外の資質を持っている場合、自分でも自分を否定し、本当の自分がわからなくなることがある。

 

いろんな人がいて、そこに優劣はなく、それぞれが唯一無二の豊かさを持っているのに、いつかそれを忘れてしまう。

 

でも、自分本来の資質を今更ながらに思い出さされ、それがそのまま肯定されると、なんだか泣きたくなってしまうのだ。