なないろのあめ

七色の魔法の杖を持って、この世界に花を咲かせよう。歓びの歌を響かせよう。

やることより、やらないことのほうが難しい。

やることより、やらないことのほうが難しい。

相手の力を信じて、ただ聴くとか、ただ見守るとかができないような気がする。

相手を承認するような、相手を励ますような、余計な一言をついつい言ってしまう。

そして、それがいいこと、正しいことだと多くの人が思い込んでいる場合が多い。

が、おうおうにして、そういう場合、相手をちゃんと聞いてないし、見てないのではないだろうか。

この場合はこうしたほうがいい、こうふるまうべきだという自分が知っている正しい解答に沿ってマニュアル的に振る舞い、ただ反応しているだけで…。
もし、丁寧に相手を見ようとしたら、そんなに反応的にすぐには言葉は出てこない…。


そういう反応に、置き去りにされている、なんだかわからない不快感をかんじるものの、相手が好意で言っているのだからと、その不快感にフタをする。

そういうことって多いような気がする。

昔は私もフタをする派だったけど、今は感じたそのままを率直に伝えるようになった。


追記1
だから円座やミニカンでは、相手の言葉を丁寧にたどるだけで、自分の主観に基づいたことは一切言わないんだなー、そしてそれだけで相手は勝手に自分の力を思い出していくんだなー、と、そのことを改めて理解した。


追記2
多くの人は、自分が何もしないことの罪悪感、無力感への恐れから余計な一言を言ってしまう。
それは自分がいい人になりたいというみずからのエゴから発せられた言葉であり、相手を真に思って出た言葉ではない。