なないろのあめ

七色の魔法の杖を持って、この世界に花を咲かせよう。歓びの歌を響かせよう。

いまや、対話の場を作るまでに。

昨日、自分は二十数年前、寒くても「窓を閉めてください」と言うこともできなかった。

ということを書いた。


いま私は、地元で「いのちの対話」というプロジェクトを始めている。
「ひとりひとりの命が大切にされる社会を、一人一人が主体的に作る」というビジョンをもとに、地域で命について対話する場を作るというプロジェクトだ。
https://inochinotaiwa.jimdofree.com

自分の命のことを、権威だとか専門家だとかに人任せにするのではなく、ひとりひとりが自分の命について自分で考え、自分の言葉と力を取り戻す。
そのために、地域(まず地元から)に対話の場を広げていく。

というプロジェクトなのだが、
寒くてもその窓を閉めてくださいとも言えず、その気持ちを押し殺そうとしていた自分が、今やこういうプロジェクトを自分で始めるようになったんだと今更ながらに気づいてびっくりして、それで深夜にやおら投稿している次第。笑

日大アメフト部のことが話題になっていたけれども、寒いという気持ちを押し殺し、窓を閉めてくださいとも言えなかった、言うことを考えたこともなかった自分は、コーチに言われたことを正しいと思ってそのままやる選手と重なる。

取材するようになってたくさんのワークショップなどにも参加したが、講師や教師の言葉を鵜呑みにしてそれを自分で問い直すことなく、それを正しいと思い込んでしまう人たちもたくさん見てきて随分違和感を感じてきたのだが、よく考えてみたら二十数年前の自分もそうだった。苦笑

さらに考えてみたら、自分はフリーライターをやっていたわけで、自分の中にわいてきた感覚を否定しながらどうやって記事を書いていたのか。

その辺のことを明日以降に書いてみたいと思う。